研究実績一覧

大麦若葉エキスに関する過去の研究実績の一覧です。

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大麦若葉 腸内環境改善

Bifidogenic and butyrogenic effects of young barely leaf extract in an in vitro human colonic microbiota model[ヒト腸管細菌叢モデルにおける大麦若葉エキスのビフィズス菌および酪酸産生菌効果]

「AMB Express 9, 182 (2019)」

ヒトの腸内環境を模した培養システムKUHIMM(神戸大学ヒト腸管細菌叢モデル)に、健常人9人の糞便を加え、腸内環境に近い条件で培養した後、培養液からDNAを抽出し16S rRNA遺伝子を対象として次世代シーケンサーにて菌叢解析を行った。培養時に大麦若葉エキスを添加した場合の菌叢と添加しなかった場合の菌叢とを比較することで、大麦若葉エキスの腸内細菌叢に及ぼす効果を解析した。また同時に培養液中の短鎖脂肪酸の量も測定した。その結果、大麦若葉エキスを添加することにより、

・ビフィズス菌(Bifidobacterium属)の割合が増加
・酪酸産生菌(Faecalibacterium属, Roseburia属, unclassified Ruminococcaceae科, Lachnospira属)の割合が増加
・短鎖脂肪酸のうち酪酸の濃度が上昇

以上のことから、大麦若葉エキスにはビフィズス菌・酪酸産生菌の増加、酪酸の濃度上昇の作用があることが確認された。これより大麦若葉エキスには「腸内環境を改善する働き」があると考えられた。

佐々木大介(1)、佐々木建吾(1)、門脇靖司(2)、青塚康幸(2)、近藤明彦(1)
(1:神戸大院・科技イノベ、2:日本薬品開発)