研究実績一覧

大麦若葉エキスに関する過去の研究実績の一覧です。

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パロアッスル 脂肪代謝

Cyclolepis genistoides D. Don (palo azul)promotes differentiation of adipocytes and regulates adipokine expression [Cycloleis genistoides D. Don(palo azul)は、脂肪細胞の分化を促進し、アディポカインの発現を調節する]

「Nntrition Research Vol. 33, p.922-931(2013)」

Cycloleis genistoides D. DonはAsteraceae属に属する草本多年草で、その母語名は “palo azul”(palo)である。paloは、そのメカニズムは不明であるが、メタボリックシンドロームの予防に寄与する多くの生理学的効果を示すことが報告されている。paloの様々な作用の中で、脂肪分化の主要調節因子であるペルオキシソーム増殖因子活性化受容体(PPAR)γの調節により、paloが脂肪細胞の分化を促進し、3T3-L1脂肪細胞のアディポカインプロファイルを調節するという仮説を検討した。3T3-L1脂肪細胞を50~200μg/mLのpaloを含むダルベッコ改変イーグル培地で培養し7日間分化させたか、または14日間分化プロトコルなしでpaloと共に培養した。Paloは、2種類の発現/分泌アディポカイン、レプチンおよびレジスチン、の発現を濃度依存的にダウンレギュレートした。非分化状態では、細胞内の脂質液滴の蓄積を促進した。リアルタイムポリメラーゼ連鎖反応(PCR)およびルシフェラーゼレポーターアッセイは、PPARγの発現および転写活性を上方調節することを示した。さらに、paloは、メッセンジャーRNAレベルおよびタンパク質レベルの両方において、インスリン感受性アジポカインであるアディポネクチン(PPARγの直接的な標的である)の発現を増加させた。要約すると、paloは、PPARγ活性化を介して脂肪細胞の分化を促進することによりインスリン抵抗性を改善する可能性を示した。結果は、アディポネクチン分泌の増加およびレプチンおよびレジスチンなどのインスリン抵抗性因子の減少を示唆している。

佐藤洋美1、石川桃子1、船木麻美1、木村友紀1、吉田博也2、深田秀樹3、長谷川秀夫4、上野光一1
(1千葉大院薬、2(株)インターナショナルホームメディカル、3日本薬品開発(株)、4日本サプリメント臨床研究会)