1日も欠かさず早朝から畑に出て生育状況を把握し、農薬不使用で丹念に手入れをしながら育て収穫したこだわりの大麦「赤神力(あかしんりき)」の若葉は、新鮮なまま畑のすぐ近くの工場に運ばれます。
工場に運びこまれた大麦若葉は、清らかな地下水で洗浄が繰り返されます。若葉についた泥や汚れを丹念に落とすために、1日あたり平均500トンもの水を使用。きれいな大麦若葉が搾汁へと運ばれる製造ラインは、収穫されたばかりの大麦若葉の新鮮な香りでいっぱいです。
洗浄のあと、そのまま搾汁はしません。何段階もの破砕を繰り返し、大麦若葉を細かく砕いて栄養素を搾り出しやすくする入念な手間をかけています。
破砕された大麦若葉を、スクリュープレスで搾ります。これは大麦若葉の硬い繊維質の中に閉じ込められた有用成分を、繊維質から取り出し、吸収しやすくするための大事な工程です。この生搾りこそが、大麦若葉の類いまれな栄養素の吸収をアップさせる秘訣です。
大麦若葉を生搾りしたら、栄養分とうまみを濃縮します。冷却の工程を経て、熱に弱いデリケートな栄養素や酵素を失活させないように、生のまま熱を加えず粉末にする「低温噴霧乾燥(スプレードライ)」という特殊技術で加工します。
いよいよ「活性保存製法」のクライマックスです。搾汁された大麦若葉の生エキスは、濃縮・冷却を経て、高さ18mのスプレードライタワーの上部から霧状に飛ばされ、水分を蒸発させる低温噴霧乾燥によって、粉末化されます。酵素をはじめ有用成分が生きたまま、素材そのものの色や味、品質も損なわずにエキス末にするこの製法は、40年以上前に国内で初めて開発されて以来、今なお他の追随を許さぬこだわりの独自製法です。
大麦若葉の栽培管理や受入れ検査、洗浄水の管理と検査、大麦若葉エキスの検査、商品の検査等、50項目以上の検査による厳正な品質管理体制のもと、ケンプリアの青汁が製品化されます。こうして、早朝に収穫された新鮮な大麦若葉の恵みを活性のまま、スピーディかつ丹念に、その日のうちにエキス末にする「活性保存製法」。ケンプリアのこだわり青汁の品質は、この製法によって守り続けられています。